今回の株主提案の内容は何ですか?

ウチヤマ・インターナショナルは、フジテックの10%の株を保有する株主として、6月21日に開催されるフジテックの株主総会(AGM)において、8名の独立取締役候補者を提案します。

私たちは、より高い株主還元、より良いガバナンス、より高い企業価値への道は、バランスのとれた、経験豊富で多様性のある取締役会から始まると考えています。フジテックの取締役会には、国内外を問わず、フジテックをさらに発展させるための多様な考え方を提供できる、適切な取締役が必要です。

フジテックの現在の取締役会には、企業のポテンシャルを発揮するためのチャレンジは出来ないと考えています。現在の取締役会には5人の独立社外取締役しかおらず、そのうち3人は経営経験がありません。また、フジテックの売上の40%を占める日本国内での経営経験があるのは1人だけです。さらに、過去に上場企業の取締役としての経験を持つ独立社外取締役は1名のみです。

取締役会の規模や多様性、スキルの拡大なくして、フジテックのポテンシャルを最大限に引き出すことはできず、ひいては株主価値を毀損することにもつながると考えています。

提案の全文および候補者の情報については、こちらをご覧ください。

この候補者は、ウチヤマ・インターナショナルを代表しているのでしょうか?

候補者は、株主提案者(ウチヤマ・インターナショナル)の代表ではありません。彼らは独立した候補者として立候補しており、取締役に選出された場合は、意思決定や提案も独立して行います。彼らは、それぞれの経験とスキルを発揮し、すべての株主の最善の利益のために働いてくれるでしょう。 各取締役は、東京証券取引所および国際的なコーポレート・ガバナンスの成功事例に従い、外部からの影響からの独立性を確認し、すべての株主の長期的利益のために会社を運営することを約束する「独立性に関する声明」に署名しています。

参考として、取締役の「独立性に関する声明」をご覧ください。

ウチヤマ・インターナショナルのメンバーは取締役に推薦されるのでしょうか?

内山家自らの選出はありません。

‍フジテックの取締役は何人いるのですか?

現在、フジテックの取締役会には5人の独立取締役しかいません。5名のうち、日本での経営経験者は1名のみです。

株主が支持する候補者が取締役に選出されなかった場合、どうなるのでしょうか?

もし、8名の候補者が選出されなかった場合、フジテックの取締役会が、企業が中長期的に成長し続けるために必要なスキルや専門知識を持たない合議体になってしまうことが予想されます。

どのような結果になろうとも、ウチヤマ・インターナショナルは、フジテックの取締役会がより多様性とバランスの取れた企業となり、アジアを代表するエレベーター・エスカレーター企業として、より高い株主還元を実現することを目指して、引き続き建設的に関与してまいります。

ウチヤマインターナショナルとは?

ウチヤマ・インターナショナルは、フジテックの株式の10%をその関連会社とともに保有する投資会社です。フジテックの継続的な成長と繁栄のために、すべてのステークホルダーのことを常に考えています。

会社の将来について、株主はどのように考えているのでしょうか?

ウチヤマ・インターナショナルは、バランスと多様性があり、経験が豊富な取締役会によって新たな目標が掲げられ、リーダーシップが発揮されることで、フジテックの将来は明るいと考えています。

投票は、どのように行われるのですか?

6月21日に開催されるフジテックの株主総会で実施されます。

詳細を知りたい時は、どこに連絡をすれば良いでしょう?

お問い合わせのページを参照ください。